数年前まではキックボクシングジムに小学生や中学生が通うのは珍しい事でしたが、 近年では子どもそれぞれの目的で格闘技を楽しむ環境ができてきました。 最近の子どもは学校から帰ると自宅でゲームを楽しみ、 外に出ても道端に座り込み、みんなでゲームをしている世の中です。 公園で走り回る光景も少なくなってきました。
GETOVERジュニアクラスでは、小学校の低学年から仲間と一緒に身体を動かす喜びを知ってもらうため、昔ながらの遊び感覚のトレーニングを行っています。 鬼ごっこ、相撲、プロレスなど、昔、無我夢中で仲間と毎日やっていた遊びの中には、自然と基礎体力トレーニングになっている動きがあります。 そんな遊びで楽しく身体を動かした後に、基本的なキックボクシングのトレーニングを行います。
飛ぶ(脚力)、ぶら下がる(握力・腕力)、転がる(首)など自分の体重を使った動きで基礎体力を強化。 足腰の力は子どもの頃からの生活環境の中で、その基盤が作られのですす。 汗をかいて運動する喜びを知ってもらい、同時にキックボクシングの楽しさを知ってもらいます。
希望者は、実践的なトレーニングを行い試合に出場することが可能です。 また、怖くて試合に出場できない子どもにも、勇気を出して一歩踏み出せるよう、環境づくり、声掛けを行っています。 キックボクシングという武道を通じて痛み、苦しみ、悲しみを味わい、そんな試練や挫折を乗り越えた後の喜びを経験してもらい、強くて優しい大人になってもらいたいです。